会山行紀行文 2021年
11/30(土)
晴れ
(うおぬま)
魚沼アルプス縦走

680m
参加者 (紀行文) 2187 K/K
No-80 グレード:C上  31名
 担当リーダー 2131 Y/S (男性5名・女性26名) (写真) 2131 Y/S
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=小出IC=道の駅ゆのたに=けんぽセンター笠倉新道登山口(8:00-8:05)…駒の頭(9:35-50)
…トヤの頭(10:15-30)…鳴倉山(11:25-12:20)…鳴倉山登山口(14:20-14:40)=道の駅ゆのたに(15:05)=巻潟東IC=新潟駅南口(16:40)
≪紀行文≫
~~~魚沼アルプスは心晴れ渡る快晴の天気になり~~~

 山行当日、山の神様が微笑んで下さって朝から快晴、風もなく昼には気温が17度迄上がるという最高の登山日和になりました。

 湯之谷道の駅で登山靴に履き替えトイレも済ませ湯之谷けんぽセンターに着きました。リュックを背負い、久しぶりに会うお友達に小さく手を振っていたら、
 リーダーから「各自準備運動してください、今日はアップダウン6時間歩きます〜」と声が掛かりました。足のストレッチを入念にして
「あなたが頼り、よろしくね」と声掛けしました。

 定刻に参加者31名にチョコンと混ざり出発。
 最初のピークは駒の頭680m、1時間半の急登です。陽の光が強く休憩時に皆お色直し、1枚脱ぐ程暖かい。寒さ対策グッズでかさ張るリュックが又膨らみます。幸せな悩みにニンマリ・・

 駒の頭は360度の大パノラマ。お化粧途中の越後駒ヶ岳は山頂に雪少し、後ろの中ノ岳も彫りの深い山襞だけに雪、八海山は殆ど雪はなく八ツ峰の特異な山容がいつもながらに目を引きます。目を移すとなだらかな未丈岳と対照的な毛猛山塊。毛は藪という意味で、人を寄せ付けない猛烈な藪山群。リーダーに「毛猛山登った事ありますか?」と聞くと「登りましたョ」爽やか笑顔のお返事が返ってきました。流石岳人!経験豊かで頼りになります。
笠倉新道登山口を出発 後方には毛猛山塊 左手には笠倉山と越後駒ヶ岳
陽射し強い中で休憩 駒の頭は未だ遠い 急登が続く
紅葉真っ盛りの急登を登る 一座目の「駒の頭」で休憩 次のピーク「トヤの頭」へ

 第二ピークはトヤの頭。お行儀の悪い立ち食い、行動食の菓子パンを頬張りながら前に伸びる道と歩いてきた道を眺めご満悦、縦走路の醍醐味を味わいました。
トヤの頭で集合写真「1班~3班」      〃    「4班~5班」

 第三ピーク鳴倉山の途中に鏡ヶ池があります。風の影響を受けない場所にあるのか、小さな池は真っ青な空と木々、私達とトンボ2匹を湖面に映しています。トンボは,アキアカネ(赤トンボ)と黒いボディのアオイイトトンボ。この池の住民達に「先を急ぎますんで」と挨拶して立ち去りました。
鏡ヶ池に写る参加者 鏡ヶ池に映る紅葉の樹木 鳴倉山への急登を登る

 第三ピーク鳴倉山でお待ちかねの昼食です。
 頂上はキッパリ右側チームと左側チームに分かれます。右側チームは毛猛山塊と未丈岳の景色、左側チームは越後三山の景色を極上のお弁当のおかずにして皆ニッコニコ、至福のひとときを過ごしました。昼食後にリーダーがドローンを飛ばします。子供の飛行機の玩具のように見えますが、遠くに凄いスピードで飛んで行ったり、私達の頭上でピタリと止まったりします。全体写真はドローンで撮った写真にして下さい〜
鳴倉山山頂でランチ 鳴倉山上空から~越後三山方向 鳴倉山上空から~小出の町並み
鳴倉山山頂で集合写真

 鳴倉山頂上の隣りではハングライダーとパラグライダーの人達が風を待っています。中々飛び立たないので、近くに行ってハングライダーの女性に興味津々様々質問しました。ハングライダーの重量は29k、上昇気流と下降気流を音で知らせてくれる装置があるので長く飛べるそうです。も少し若かったらチャレンジしたのになぁ〜。
一列になって下山開始 パラグライダーに興味津々 大空を舞うハングライダー

 今日の下山は明神コースに変更。下山後すぐ激下りが始まり気を引き締めて挑みます。
 前平登山口に着きホッと一安心、青空の下に白いバスが待っています。
 「もうちょっと歩きたかったね」どこからかそんな声も聞こえてきます。今日の魚沼アルプスは心晴れ渡る快晴の天気になり、たおやかに連なる山々は美しく、紅葉もして秋風そよぎました。贅沢な山行に大大大感謝です。
 リーダー、ラストリーダー、会計さん、班長さん、サブリーダー、本当にご苦労様でした。
 一緒に登った皆様にもお礼申し上げます。又どこかの山行でお会いする日を楽しみにしています。有難うございました。